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2012年03月07日
三島市:三島駅周辺のグランドデザインを策定しました。
三島市では三島駅周辺のまちづくりのイメージを示し、
今後の方向性を明らかにすると同時に、各重要な
プロジェクトの将来の方向性まで導き出すグランド
デザインとして策定しました。
詳しい事は市のホームページで ↓
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/media/05046020_pdf_201235_rad397A5.pdf
以下に一部抜粋しました。
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ビジョン実現に向けた戦略の策定
・中心市街地のビジョン、中でも三島駅周辺地域のビジョンを明確にし、
まちのイメージを市民と共有しながら、まちづくりの考え方、方向性
を明らかにすることで、三島駅周辺活性化、更には三島市中心市街地
全体の発展につなげる
重要プロジェクトの課題に対する将来への方向
・三島駅南北自由通路、三島駅南口再開発事業、郷土資料館、楽寿園
活性化、近隣商店街の活性化などの課題に向けた将来の方向性を示し、
民間の活力を誘発しながら、将来的に、三島駅周辺や中心市街地の活
性化、更には市域全体の活性化につなげていく。
固有の資源を活かした都市戦略の考え方
第4次総合計画~基本構想~(平成23年3月)
・総合計画は、まちづくりの総合的な計画として、市の計画のなかでも
最上位に位置づけられ、総合的、計画的な行政運営を進めていく上で、
本市のまちづくりの指針となるもの。
<将来都市像>
『 せせらぎと緑と元気あふれる協働のまち・三島 ~環境と食を大切に~』
・まちづくりの市民と行政が一体となって進めていく今後10 年間のまち
づくりの目標となるもの。
第3次国土利用計画 三島市計画(平成23年3月)
・国土利用計画は、土地基本法に示された基本理念に即して、公共の福祉を優先
させ、自然環境の保全を図りつつ、長期にわたって、安定した均衡ある国土の利用
を確保することを目的として策定するもの。
<土地利用の基本方針>
・広域拠点都市としての機能の充実 ・都市的土地利用と自然的土地利用が共
生した都市づくり
・やすらぎのある安心・快適な都市の形成 ・市民参画による創意に満ちた土
地利用の促進
ファルマバレープロジェクト~第3次戦略計画~ (平成23年3月)
・「世界一の健康長寿県の形成」、「患者・家族」を中心とする考え方や「有徳の
志」など普遍的な価値観の回復と新たな価値の創造を目指すため、「健康増
進・疾病克服」、「県民の経済基盤確立」を両輪に、世界レベルの研究開発を進
め、県民の健康増進と健康関連産業の集積を図り、特色ある地域の発展を実
現する。
<ファルマバレーの 10 年後の姿>
・ものづくり
医療健康産業を中心とした産業構造に転換し、地域企業が元気になり、
地域経済の持続的な発展がなされています。
・ひとづくり
患者・家族が満足できる質の高い医療サービスや、専門性の高い医療
技術を提供し、真に医療現場が必要とする製品を創出する優秀な人材が
この地域で活躍しています。
・まちづくり
健康サービスが充実するとともに、高次都市機能が集積し、住む人も訪
れる人も快適な魅力ある都市圏が形成されています。
・世界展開
世界の基準を考慮した製品開発を行う地域企業が増大し、静岡県産の
製品や仕組みが世界に広く行き渡っています。
第2次都市計画マスタープラン(平成23年6月)
・住民に最も近い市町村が主体となって、住民の意見を反映しながら都市づく
りの具体的なビジョンや地域別のあるべき市街地像、課題に応じた整備方針、
地域の都市生活や経済活動等を支える諸施設の計画などを、きめ細かく総
合的に定めることにより、地域の独自性をより重視した計画づくりが図られ、
また現在盛んに議論されている規制緩和や地方分権など、将来の方向性を
踏まえた、地域主導のまちづくりの方針となるもの。
<目標とする将来都市像>
・広域拠点都市としての機能が充実したまちづくり
・やすらぎと魅力あるまちづくり
・環境にやさしいまちづくり
・安心な暮らしを確保するまちづくり
・都市的土地利用と自然的土地利用が共生したまちづくり
・協働で進めるまちづくり
湧水・清流
・まちなかを流れる清流
・安心安全な水
「市民力」のあるまち
・NPO など市民活動が盛ん
・住民意識の高さ
富士山・自然
・美しい景観スポット
・箱根西麓等の自然
歴史・文化
・東海道5大宿としての三島宿
・歴史文化の象徴である三嶋大社
広域交通の結節点
・広域交通拠点としてのJR三島駅
・富士、箱根、伊豆の玄関
三島駅周辺の位置付け・役割
【三島駅周辺の現状】
■広域的な交通結節点
三島駅周辺は、東京から約 100 ㎞圏内に位置し、JR東海道新幹線で約 40 分、
東名高速道路で約 1 時間半の距離にある。三島駅にはJR東海道新幹線やJR
東海道本線に加え、伊豆箱根鉄道駿豆線が通っており、伊豆箱根方面への交通
の利便性も高い。
また東京方面や中部・関西方面を繋ぐ国道 1 号(東西軸)や県道 21 号から国道
246 号(南北軸)は、御殿場市を経て神奈川県、東京都に通じている。
北駿地域に立地する企業への通勤には、三島駅北口から出ているシャトルバスが
利用されている。
これらのことから、三島駅周辺は駅を中心とした東西南北の交通の要衝であり、
広域的な交通結節点であると言える。しかし、駅南口は2車線道路であるため、観
光バスなどが停車できないなど、交通結節点としての機能を十分に果たしていると
はいいがたく、今後の課題となっている。
■観光の玄関口
三島駅前には国の天然記念物である名勝「楽寿園」があるほか、至近距離には国
指定文化財である三嶋大社をはじめとする観光資源や自然資源に恵まれている。
このように市内観光の玄関口であるばかりでなく、県東部の富士・箱根・伊豆方
面への観光の玄関口として毎年多くの来訪客を迎えている。
今後は新幹線ひかり号の停車本数の増加はもとより、伊豆縦貫自動車道の全面開
通により、自動車利用者が三島を通過するのではなく、中心市街地への誘導が課題
となる。
■市街地への起点
三島駅にはバス・タクシーのターミナルがあり、市街地へのアクセス性が高い。
そして市中心部はせせらぎを活かした回遊・散策コースが整備されており、三島
駅周辺から街なかへと誘引・誘導するような整備がなされている。
ただし徒歩での回遊、散策については、駅南北及び緑豊かな楽寿園を利用した自
由な往来を検討する必要がある。
Posted by 野村りょう子 at 09:05│Comments(0)
│三島市事業・三島市政
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