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2013年04月24日
三島市;脳化社会と言われて久しいですが、日本はマニュアル社会?、
< 養老孟司さんのバカの壁の真意 >
15年前に、東京のある講座で養老孟司さんの講義を受ける機会が
ありました。
まだ、それほどマスコミが注目していなかった時でした。
その話の中で、衝撃的な事として記憶に残っていることがあります。
人間は、歴史文化を築きながら、人間の頭の中で描いているものを
形として表現し、それをどんどん広めることで、都市化してきた。
文明の発展とは、頭の中で考えることを形にすること。
しかし、できることには限界があり、自然はそれよりはるかに素晴らしい
可能性と未知に満ちている。
だが、文明を創りだす過程において、人間はすべてを制覇することが
できると錯覚してしまう。
教育においても、そういう錯覚した教師によって指導された生徒は
もっと錯覚して、勘違いした人間として量産される・・・
東大医学部の教え子の中に、オウム真理教の中心的な役割を担った
生徒がいた事で、教育者として何をしてきたかに疑問を持ち、
東大医学部を退職されたと聞きました。
このオウム事件の原因の一つとして、東大医学部でさえ、勘違いした人間を生み出して
いたという話は、本当にショックでした。
しかし、教授自らがそのことに気づかれ、それを社会にメッセージとして話して
くださった勇気に、大変感動しました。
20人くらいいた講師の中で、特に印象に残りました。
< 日本の教育の現場に感じるマニュアル化 >
日本の青年が元気がない、マニュアル人間が多い・・・などと言われ
特に若い男性が元気がないように見える・・・という話も聞きます。
日本の学校は、昔に比べ先生方自身が教育指導要領に沿った
一律の教育を良しとしています。
所詮、指導要領に書かれていることは、社会の出来事の最低限のほんの一部
社会の全てを教えられるはずもありません。
学校で学ぶことは、学び方、感じ方を自ら考えていくためのやり方の訓練だと
思います。確かに、最低限の知識も必要ですが、小学校の高学年からは
自発的な勉強の方がはるかに伸びていきます。
でも、残念ながらそのことに気づいている先生はどれくらいいるのでしょうか
優秀な先生、ベテラン先生ほど、マニュアル通りに教えることを良しとし
指導要領のことだけ教えれば良いと思っていないでしょうか
< 今は混沌とした社会だから面白い、と思える人になろう >
社会は変化に富んだ、益々弱肉強食社会。
成果を上げることが、社会仁としての評価につながり、それも日々瞬時に
わかるシステムの中で、働いている時代です。
自然災害も多く発生し、経済もどうなるかわからない、国際情勢も不安がいっぱい
こういう現代社会を私たちは、命を育み生き抜いて行かなければなりません。
こういう時代には、マニュアルなんか何の役にも立たない場合もあります。
不安がいっぱいだけれど、新しい視点で取り組んだ事業が、新しいビジネスモデルとして
評価される可能性があります。
誰でも、夢を持って生きていけば、そこにマニュアルにないアイデアを出していけば
チャンスはあるのです。
マニュアルが通用しない時代だから、面白い、いいね、いいね、と言われるもので
チャンスをものにできると思います。
共感と感動をよべる 「いいね」 を、自ら生み出せれば、人生は本当に面白い!!
皆さんも、生きてて良かった・・・と思える、人生を!!
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