三島市：経済の活性化は、これまでやっていないアイデアを！

　　　　　　（　　三島駅新幹線ホームからの富士山）

　　　　　　　　＜　　　2013年の見通し　　＞

　年明けの新聞を読んでいると、新政権への期待から経済の立て直しに関する
　記事が多く見られます。

　自民党への期待は、経済の立て直しが一番大きかったからだと思います。

　しかし、少子高齢化、国の借金1000兆円、世界的な経済不況、エネルギー問題
　　　　　　不安定な世界情勢、失業率の増加（若者、中高年）　引き続きの震災復興

　国の税収増加が見込まれない中での、経済の立て直しなので、そう簡単にできるものでは
　ないでしょうし、公共工事を増やしたところで、一時的には経済が期待感から上向くと
　しても、長期的には課題の先送りや、もっと、借金を増やす結果にならないでしょうか

　今日の日経には
　　　　建設業界の人がt足りない　　記事がありました。
　その理由として、不況続きで、建設業から転職した人や、若者が就職先として希望しない
　傾向が上げられていました。

　2013年は、日本の今後の方向性を決める大きな転換期だと思います。
　自民党政権には、参議院選を睨んでの動きではなく、腰を据えた長期的な展望を
　持って、本気で日本の将来を見据えた政策を打ち出して欲しいと思います。

　　　　　　　　＜　女性の発想や視点で社会を変えられないか　　＞

昨日、次期　伊豆の国市市議会議員選挙に立候補予定の方とお話しました。
伊豆長岡温泉をもっと、元気にするには・・・・など話しました。

それには、観光の鍵を握る女性の満足度を上げるために
色々女性のアイデアを出しましょうと意見を出し合い、大いに盛り上がりました。

今、観光も、ショッピングも、家の購入なども、女性が決定権を持っている
家庭が増えています。
女性の使いやすい、満足できる生活になるには・・・どうすればよいかという
発想はとても大事です。

それは、実は高齢者、子どもにとっても、共有の満足につながります。
これまでの事業の企画は男性中心になりがちでしたが、女性のデザザイナー、企画者の
アイデアが、きっと、街を元気に、過ごしやすい街にするのではないかと
思います。　　　
埋もれた人材、知識、発想をもっと活かしたいものです。

　　　　　　＜　　社会の課題を見つめる目　　＞

街では、　　 空き地が目立ってきました。
　　　　　　　　空き店舗が増えています。
　　　　　　　　住宅地でも、空家が増えています。
　　　　　　　　管理しきれない道路が荒れています。
　　　　　
世の中では、経済不況と言われています
　　　　　　　　若者の就職難が問題視されています。ニート、フリーターの増大
　　　　　　　　少子化と結婚しない人が増えています
　　　　　　　　待機児童が増えています。
　　　　　　　　子育てに不安を感じる人が増えています。
　　　　　　　　離婚率が年々高くなっています。特に20代。

好転した課題
　　　　　　　自殺者は3万人から、25000人に減りました
　　　　　　　交通事故死亡者は、かつての6分の１に減っています。
　　　　　　　消費者物価は、かつてより生活用品は下がっています。
　　　　　　　　　　　　　（中国製品が入ってきたことによる影響）

社会的な変化

　　　　　　　ユニクロ、100円ショップなどが出来たことで国内の需要や嗜好が
　　　　　　　高級品を持つブランド嗜好から、リーズナブルな価格とブランド品を　
　　　　　　　使い分ける傾向になってきました。

　　　　　　　若者が転職することに、社会も受け入れる傾向です。
　　　　　　　離婚率の上昇と共に、離婚した人への理解も寛容に。


　　　＜　三島も、温泉街も連携して新しい発想のまちづくりを・・・＞

これまでのまちづくりは、自分の住む街中心の考え方で進めてきました。
しかしこれからは、もっと、広域的なビジョンで考えましょう

　　　　　１．　県東部地域の広域的な連携によるまちづくりを考える
　　　　　　　　　　理由　　東駿河湾環状線、新東名など車社会の利便性を活かし
　　　　　　　　　　　　　　　循環型の生活、観光ビジョンを打ち出すことが重要
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　２．　滞在型、体験型の観光資源を活かしたまちづくりを考える
　　　　　　　　
　　　　　３．　機能的、効率的なサービスから、心を込めた手間をかけた
　　　　　　　　おもてなしサービスが重要　　　・・・他では味わえない体験など

　　　　　４．　空き店舗、空き阤などを空間を活かしたまちづくり
　　　　　　　　気楽に止められる駐車場を増やすなど、これまではできなかったものを
　　　　　　　　空いているスペースを活かしていく。　・・・・　ゆったり、ゆとり空間

　　　　　５．　人と人を結びつけ、つながりを求める人の心のふるさと化をすすめる。
　　　　　　　　家族に替わる擬似家族、親族体験で、街に愛着を持っていただく。

　　　　　６．　食の安全と新鮮な食材を確保し、生きる力を育む体験、事業を実施

静岡県東部地域には、歴史、文化、資源、などがたくさんあります。
気候にも恵れたこの地を、自分たちの街としてだけでなく、都会や全国、世界の人にとっても
憩いのふるさと感じてもらうために「出来る」　事はたくさんあるはずです。

　　　皆さん、知恵を出していきましょう。　　一緒に考え、行動しませんか？