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2012年07月15日
三島市:子どもの本当の成長とは・・・。
< 大人になっての頑張りは、子ども時代の体験が基礎?>
最近出会った方々の子ども時代を聞いてみると
野山を駆け回っていた話や、何かに夢中になっていた話など
をよく聞きます。
それは子ども自身が取り組んで来たことや、その時代の環境などで
そうせざるを得なかった場合などがあるとは思います。
また、昔はそれが普通といえばそれまでですが・・・・
そういう夢中になった子ども体験は、それを乗り越えることで
その後の人生の中で、自分の力で乗り越えて行く大きな力になると
思います。
<今の子育てに思うこと>
今は、子どもたちも、どろんこになることもなく
子育て支援センターで、遊び、 読み聞かせなど
いろいろな盛りだくさんのサービスが次から次と
用意されています。
大人達が子供たちの為になる・・・と、思って大人の目線で
思いつく事をするわけですが、それが本当に子どもの為に
なっているのか、疑問に思うことがあります。
お母さんたちのストレス緩和も目的になっているセンターですが
お母さんたちの親としての自覚を促し、親としての子育てのノウハウを学ぶ場
でもあるはずです。
子育て支援センター機能をもう少し多様化させ、単なる居場所というだけでなく
親が学べる場、自主的に活動を始めることができる場になれば
もっと、地域の子育て環境も充実してくると思います。
<子どもの力>
本来、子どもは自分で伸びる力を持っています。
それは、大人の想像を超えたものです。
3人の子ども達の成長を見てきた中で、特に感じたものです。
親の思うような子育てをしようとしても、見事に裏切られ
見えない所で、子どもは成長していました。
失敗も、痛い思いも、辛い経験も、意地悪な人との出会いも・・
悲しい思いも・・・要らない体験はひとつもありません。
全て、その子の成長の肥やしになっていきます。。
でも、今の子ども支援の現場は、そういう嫌な辛い経験を
省いて、一見楽しい、優しい体験ばかりをさせているように
感じます。
子どもの成長に必要な、辛く、悲しく、痛い経験をしない子どもは
どういう大人になるのでしょうか?
強い、たくましい大人になれるのでしょうか?
優しく恵まれた環境だけで育った子ども達は、今の日本の課題山積している
日本を背負って、課題解決する力を持てるのでしょうか。
人は動物です。
動物の子供たちは、成長する過程で体で学んでいきます。
子供たちは何事も挑戦しようとします。
大人は、先回りせず見守っていれば良いのだと思うのですが・・・。
Posted by 野村りょう子 at 00:22│Comments(0)
│野村私見・・つぶやき
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