三島市：最近出会ったステキな人たちを紹介します。

　ムスカリ　（最近は忙しくて手入れしていないのに　　
　　　　　　　この時期になると咲いてくれる・・うれしい花です）

最近出会った、ステキな人たちを紹介します。

人生が、就職すれば一生が保証された時代から、その会社の寿命が
１０年と言われる時代になってきました。

絶対安心と思われた東電、日本航空の皆さんも厳しい現実に
向き合って大変だと思います。

そういう時代に、自分の生き方に向き合って、新しい生き方を
見つけた人たち、見つけようとしている人たちがいますので
ご紹介します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　

　Ａさん

　住宅メーカーに務めていた頃、大規模住宅地の住民意識調査をしたところ
　「通勤利便」であり、「隣近所との付き合いを強要しないでほしい」との意見
　が目立った。
　また、某駅前の再開発プロジェクトで街の将来のためにどんな建物がいいのか
　 商店街の人たちと定例会を重ねても、街の将来ビジョンは全くのお題目で、
　 商店街の店主も住民も役所も地権者も事業者も、エゴのぶつかり合いが繰り
　返され調整に四苦八苦した・・・そうです。

　 「日本人には市民意識がないのか？コミュニティは崩壊してしまったのか？」
　 一人ひとりの人生を応援しあう地域コミュニティづくりに貢献したいという
　　思いで選んだ道ですが、現実を前に自らの無力さを噛み締める日々が続きました。

　　以上がAさんが以前務めていた会社勤務時代の話です。

　　そして今、「社会問題を少しでも解決する自分になれないだろうか」という思いで出会った
　　あるＮＰＯ法人の代表理事として、社会問題に向き合う人たちの研修の場づくりを運営
　　しています。


　Ｂさん
　

　プロボクサーにあこがれ、苦しい練習を重ねてプロボクサーになりました。

　でも、なってみると夢の達成はしたものの、どこか物足りなさを感じていました。

　自分のトレーナーなどとの関わりから、医学に興味を持ち、
　医学部を目指して勉強し、３０歳過ぎて医者になりました。

　
　今、高齢者の治療に向き合う中で、患者さんは決して病院で亡くなる事を
　望んでいない事実を知りました。

　自分が医者として治療するだけではなく、患者さんが人としてどう生きたいか
　どう死に向き合うか・・・
　医者として出来ることは何か・・それと向き合っている毎日です。


　Cさん

　
　今、国のある省庁の職員です。
　定年を今年中に迎えるにあたり、出身地である九州に帰ります。
　親の介護ということもあり、妻もついて来てくれます。

　郷里に帰ったら、これまでの経験を活かし、政治家を目指したいと思っています。
　それには、自分に何が出来るか見つめ直し、研修に励みたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　・・・・・・・・・・・・・・・
今、人生は９０年

現役でいられる時代は、８０才に近づいています。

６０歳で退職してからも、２０年の時間が残っています。

女性なら、出産、子育てを十分楽しんだ後の社会参加でも
３０年くらいの人生の時間があります。

人生をどう生きるか、社会とどう向き合うか・・・・人それぞれではありますが
真正面からそのことを考え、語り合う場が増えています。

私自身も、ＮＰＯで出会った、多くの人たちからその事に気づかされ
元気をもらいました。

自分の人生は自分で決める・・・だからこそ、自分に何ができるか・・を
考える時間を持ちませんか？

そのことできっと、かけがえのない時間、かけがえのない経験を持つことが
できます。　　　きっと。　　　(^。^)