東部パレット：福祉と人権フォーラムを開催しました。

東部パレットでは
昨年に引き続き、福祉と人権をテーマにした、フォーラムを開催しました。

福祉サービスは、行政予算の中では教育費と並んで大きな予算がついて
いますが、個々の課題を見るとまだまだ、安心して暮らせる状況とは言えません。

特に近年は、これまで表面化されなかった多動性の子供たち、自閉的な傾向の
ある子供たちなどへの対応や、相談窓口の必要性が叫ばれてきました。

しかし、十分な対応は進んでいないのが現状です。

そこで、このフォーラムでは独自の取り組みを行なっている関係団体の代表の
方に協力していただき、活動紹介を行うとともに、参加者との意見交換を通じて、

課題の共有化と課題解決に向けて意見を出し合い、障がいをもっても安心して
暮らせる社会にするために何ができるかを考える場にすることを目的に開催
しました。

　　　　事業名　　　福祉と人権フォーラム
　　　　

　　　　　　　　　　　「発達障がいと地域社会の支え」
　　　　　　　　　　　～　自立を助けるために何ができるかを考える～

　　　　月日　　　　平成２３年11月１２日（土）　１３時～１６時半

　　　　場所　　　　静岡県東部地域交流プラザ　　（東部パレット）
　　　

　　　　参加者　　困難を抱えている子とその家族、
　　　　　　　　　　発達障害について関心のある人または支援を考えている人

　　　　講師　　　【アドバイザー】
　　　　　　　　　　　静岡県発達障害者支援センター(静岡県こども家庭相談センター)
　　　　　　　　　　　部長・医監 岡田 祐輔氏
　　　　　　　　　　【パネリスト】
　　　　　　　　　　　沼津市市民福祉部子育て支援課 課長補佐 笹井 康治氏
　　　　　　　　　　　沼津市立第四小学校 通級指導教室担当 石井 泰子氏
　　　　　　　　　　　不登校・ひきこもり親の会「結ゆい」 代表世話人 高橋 達也氏
　　　　　　　　　　　静岡県自閉症協会 沼津支部 支部長 穂苅 晴美氏
　　　　　　　　　　　静岡県ＬＤ・周辺児(者)親の会「きんもくせい」東部支部長 伊東 むつみ氏

　　　　　内容　　１．パネルトーク　　（活動紹介）

　　　　　　　　　　２．助言者を交えてトークセッション

　　　　　
　　　　　　　　　　３．名刺交換

　　　　　報告　　参加者の意識が高く、静岡県東部地域に小児精神科の専門病院、
　　　　　　　　　　専門家の相談窓口等の必要性を語る意見など、具体的な提案が
　　　　　　　　　　出されました。