≪ 居場所と出番のある地域づくりを! 皆さんの活動を応援します。!! ≫
2011年08月15日
終戦記念日のキャンペーン
事業名 平和都市推進事業 街頭啓発事業
場所 三島市本町タワー前 三島駅前等
参加者 市長、三島市議会、三島市関係団体、市担当者
内容 通行中の方に、ウエットティッシューを配りました。
8月15日は、日本人にとって長い間、終戦記念日として
特別の日になっています。
12時のサイレンに合わせて、黙祷された方がどれほどいたでしょうか?
毎年、この時期になると新聞、テレビで特集が組まれ
その当時の様子を知ることが出来ますが、戦後世代の私たちにとって
それをみじかに感じる機会と言うのは、案外、身内のちょっとした話から
感じることが多いように思います。
私の父は次男として生まれましたが、長男が戦死し(実際は満州で結核死)
川崎の会社に勤めていたものを、結局、長男に代わって小山町の農家を
引き継ぐことになりました。
私が小さい頃、父が川崎の会社に通っていた当時の背広に帽子、皮のカバンを持つ
父と一緒の写真があります。
祖父母にとって、長男への思いは特別のものがあり、子供の時には亡くなった伯父の
話を度々、聞かされて育ちました。
今思うと、父は会社を辞めて農家を継ぎ、両親の長男への想いの狭間で
どんな気持ちで、戦後を過ごしてきたのか・・・・辛かった時もあったのでは
ないかと思います。
どこの家でも、こんな風に戦中、戦後の辛い話はあったと思います。
しかし、そういう時代を耐えて、今の日本を築いてくれた戦中派の皆さんのご
苦労に感謝したいと思います。
戦後世代の私たちは、次世代の子供や孫に語り継ぐことがあるでしょうか
胸をはって、生きてきた証しを語れるでしょうか。
どこか戦争の話題を避け、平和が当たり前になっていた日本人にとって
3.11.は忘れることができない出来事です、
何事もなく毎日が送れることの幸せは、誰かの犠牲の上にあるのかもしれません
ソマリアの難民キャンプ地では、今も餓死する子供が急増しているようです。
地球で起きていることにも思いを寄せる8.15.にしたいと思います。
Posted by 野村りょう子 at 18:57│Comments(0)
│議員活動
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。