≪ 居場所と出番のある地域づくりを! 皆さんの活動を応援します。!! ≫
2013年11月02日
三島市:視察3日目:北九州市では廃園になりそうな動物園を市民の寄付で復活。
< 北九州市 到津の森公園 (いとうづのもり) を視察 >
北九州市の市内にには、市民に親しまfれている動物園があります。
その動物園は、鉄道会社の運営でした。(株式会社西日本)
古くなった動物園舎を維持管理出来なくなり、
平成10年には、閉園することが決定されました。
しかし、その動物園に親しんできた市民が、「北九州市に動物園を残す会」が発足し
存続署名を行い52団体、約26万4千人の署名を集めました。
北九州市は、「到津の森公園整備室」を設置し
遊園地閉園と同時に、市民公園としてボランティアを募集し研修を行うとともに
3年かけてリニューアルし、サポーター制度も導入して、動物の餌代は
サポーターが募金寄付でまかなう方法を導入しています。
北九州市 到津の森公園 ホームページ http://www.itozu-zoo.jp/
寄付した団体の表示も、動物の前にありました。
存続署名した市民が率先して、寄付もしていますし、運営ボランティアとして
関わっています。
実際の運営は、財団法人北九州都市整備公社で行っています。
この日は、市内外の幼稚園、保育園の子供たちが遠足で
たくさん訪れていました。 バスが、20台位ありました。
この子供たちが大人になっても、きっと、この公園は心のどこかに
思い出として残るのでしょう
自然公園としても、とても良いところです。
程度な起伏をうまく利用していますが、車椅子の人も大丈夫なように
設計されています。
年間、35万人が訪れる到津の森公園は、年間運営費、3億円のうち
8%、2000万円の動物の餌代は、寄付でまかなっているとのことです。(サポーター制度)
市からは、2000万円程度の委託料が支払われて残りの2億6千万円は
入園料、ショップ収益の一部、遊園地収入などでほぼ、まかなっているとのことでした。
三島市の楽寿園は、市民公園として同じように親しまれていますが
経営的には、毎年多くの赤字を出しています。
今後、どのように運営する議論されているところですが
いずれにしても、後世に残すべき三島市の財産として守って行くことは
大事なことと思います。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。