プロフィール
野村りょう子
野村りょう子
三島市議会議員 無所属  (会派)緑水会
NPO法人東部パレット 理事 
コミュニティスペース・ジモット  代表

(連絡先) 〒411-0046 三島市芙蓉台 1ー6ー13
TEL  090-9926-7607
FAX  055-988-1380
mail: nomura.ryoko31@gmail.com

(モットー)居場所と出番がある人が輝くまちづくりを!! 「誰でも、出来ることがある。」 どんな状態の人でも誰かのために出来ることがあると思っています。            人は必要とされていると感じることで、前を向いて生きていけるのではないでしょうか。 
市民の皆さんが、できることを生かして生き生きと生きがい、やりがいのあるまちづくりを目指していきます。
人が輝いているからこそ、そのまちは魅力的な住みたいまちになります。
そんな市民の皆さんの思いや声を生かして,まちづくりをご一緒にしていきましょう。
ハード、ソフト、両面から環境整備に取り組んでいきます。    
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≪ 居場所と出番のある地域づくりを! 皆さんの活動を応援します。!! ≫

2012年04月04日

つぶやき:高齢出産のリスク情報をもっと広めよう!

つぶやき:高齢出産のリスク情報をもっと広めよう!














  

 (4月4日  桜の開花状況・・春の嵐にも負けず。)

☆高齢出産時の事故

 静岡県内で40才の女性が長女を出産した翌日に
 脳出血をおこし、死亡するという痛ましい事故がおき
 遺族が病院の医療ミスとして提訴しました。
 高血圧を出産前から患っていたのに、出産後も放置した
 結果起きたものである・・というものです。

 
 一般に妊婦になると高血圧になる傾向があり、医者も
 検診のたびにチェックし、そのことに対する対応は注意している
 のが通常です。
 頭痛を訴えてるのに、処置しなかった状況のようです。

 大変痛ましいことで、残された家族の気持ちは
 二度とこのようなことが起きないために提訴されたのだと思います。



 ☆ 事故を防ぐリスク管理と情報を広めることの重要性

 この事故が高齢出産によるというより、処置を怠った医療ミスということかも
 しれませんが、年齢が高くなれば血圧が高くなる傾向になるのも事実です。

 このような出産時の事故を少しでも回避し、母子とも健康な状態で出産できる
 ようにするために、事前の情報も大事だと思います。

 最近、高齢出産の話題が多くなっていますが、高齢出産が危険度も上がる
 つまりリスクが高いという意識は、あまり出産前の人には知られていないと
 感じます。
 

 結婚しても仕事優先で「いつでも産める・・」という意識でいる人も多いように思います。
 このような人が、「いざ子どもを望んだら、妊娠しない状況になり、妊娠治療しても
 中々出来ない・・・苦しんでいる」という状況になっているのではないでしょうか。

  高齢出産は        35才以上
  高齢出産のリスク    妊娠しにくくなる
                 初産の高齢出産  自然分娩の時間が長引く傾向あり
                              母子とも事故を招きやすい
                 卵子の質の劣化、老化により染色体異常が起きる確率が上がる
                 40歳以上の妊産婦死亡の確立、24才までと比較すると20倍
                 という報告もある(周産期医学 2006;36(7):799-803)

☆  出産に関する個人的意見

   私自身の経験       
       
 

       26歳で長男出産   妊娠時より8ヶ月目まで切迫流産治療  
                     妊娠4ヶ月目 切迫流産のため婦人科へ1ヶ月入院、退院

       28歳次男出産    妊娠時より切迫流産治療
                     8ヶ月で出産  松戸市未熟児センターに 1ヶ月半入院、退院
                     出産5日目から、毎日冷凍母乳を持って往復3時間掛けて通う

           次男死亡    安全マーク付きおもちゃにより6ヶ月で死亡
                     安全基準の見直しを求め、安全協会、製造会社に申し入れ
                     2年後安全基準変更

       30歳長女出産    妊娠時より8ヶ月まで切迫流産治療
                    妊娠4ヶ月目に
                         切迫流産、前置胎盤のため婦人科へ1ヶ月入院、退院
                                        
             32歳三男出産    妊娠時より切迫流産治療
                    8ヶ月目で出産  
                    静岡子ども病院未熟児センターに1ヶ月半入院、退院
                    出産5日目から、毎日冷凍母乳を持って、往復2時間半を通う

   4回の出産で、普通の出産はありませんでした。私の場合は妊娠はするけれど安定しない
   というものでした。
   今思うと、若かったから苦しいことにも耐えられたと思っています。
   私自身の10代からの希望、夢が「3人の子どもを自分の手で育てる」・・それがあったから
   かもしれません。

  出産時のリスクはなるべく回避すべき

  自分の出産経験から思うことは、いろんなケースがあるとは思うけれど、安易に妊娠、出産
  できる・・・と考えても、そうでない事も多いということです。
  入院中に同じ病室で苦しんでいる人と話す機会が多く、ごく普通の人たちが治療で苦しんで
  いたり、死産で苦しんでいる人を多く見てきました。

  結婚年齢が上昇するに伴い、初産年齢も高くなっています。
  30歳過ぎての初産では、事故や妊娠しにくい状況も生まれやすくなります。

  母子とも最善の環境は、26歳と学びました。

  10代、20代の若い人たちに、産むなら若い内の方がリスクは低い・・という情報を
  もっと、広めるべきだと思います。
  35歳過ぎて、妊娠を希望してから、そういう事を知っても手遅れになる場合もあり、
  治療すればすぐ妊娠できるという、安易な希望も叶えられない場合もあります。

  若い人たちに、必要な情報をきちんと伝えるのは、私達親世代の責務であると 
  感じます。

  
  望んでも中々妊娠できないで、苦しんでいる人を増やさない為に・・・・・・。
 

☆ 高齢出産のリスク情報が伝わらない原因

  今、高齢出産が問題であることに一番気づいているのは、産婦人科だと思いますが
  出産数の減少により、妊娠治療を主に行なっている病院も増えてきています。
  そういう病院にとっては、妊娠しにくい人が増えることは、良い顧客になるということに
  つながり、病院からこういう情報は出にくいと思われます。
  妊娠するまでに、保険外適用で100万円から150万円位治療にかかるようです。

☆ 若年者への意識啓発

  行政、学校がもっと、公平な立場で子ども達の意識啓発を行うことで、将来の少子化対策
  にもつながる成果になるのではないでしょうか。

  「初めての赤ちゃんは20代で産もう!!」キャンペーンって、どうでしょうか。(^。^)

  
  
                   
  
  
                              
 


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この記事へのコメント
サイト拝見しました
これからもよろしくお願いします。
Posted by 高齢出産・前置胎盤・不妊でも出産を諦めないで! at 2012年04月08日 14:59
ありがとうございます
勝手な意見を書いていますが、読んでいただけて嬉しいです。
Posted by 野村りょう子 at 2012年04月10日 23:54
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