プロフィール
野村りょう子
野村りょう子
三島市議会議員 無所属  (会派)緑水会
NPO法人東部パレット 理事 
コミュニティスペース・ジモット  代表

(連絡先) 〒411-0046 三島市芙蓉台 1ー6ー13
TEL  090-9926-7607
FAX  055-988-1380
mail: nomura.ryoko31@gmail.com

(モットー)居場所と出番がある人が輝くまちづくりを!! 「誰でも、出来ることがある。」 どんな状態の人でも誰かのために出来ることがあると思っています。            人は必要とされていると感じることで、前を向いて生きていけるのではないでしょうか。 
市民の皆さんが、できることを生かして生き生きと生きがい、やりがいのあるまちづくりを目指していきます。
人が輝いているからこそ、そのまちは魅力的な住みたいまちになります。
そんな市民の皆さんの思いや声を生かして,まちづくりをご一緒にしていきましょう。
ハード、ソフト、両面から環境整備に取り組んでいきます。    
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≪ 居場所と出番のある地域づくりを! 皆さんの活動を応援します。!! ≫

2012年05月04日

三島市:行き過ぎた放射能恐怖で家庭崩壊では、その方が問題。















東日本大震災、福島第一原発事故から1年以上が過ぎ
東北地方は、それぞれの地域で問題、課題が違ってきている
ように思います。

岩手、宮城、青森県では、ガレキ撤去後の復興が課題です
福島県では、        まだまだ、除せん作業による復興と、集団移転するかどうか・・ 
                風評被害が深刻です。

 <ガレキ問題は、放射能だけが問題ではない!>

 新聞紙上でガレキ受入れ・・が、記事になると
 すぐに放射能をまき散らす・・・という、声が上がりますが、
 
 今、話題になっているガレキは、放射能はそれ程問題ではないと思います。
 放射能がないわけではありませんが、がれき処理した灰と空気中に拡散した
 濃度を考えると、健康被害に結びつく程の者ではないと思われます。
 
 静岡県が受け入れるのは、岩手県のガレキです。
 放射能の測定値はほとんど変わりません。

 心配な方は、5月1日から現地視察の希望者を募集していますので
 参加して下さい。 (回覧版で募集しています)

 ガレキ=放射能という人は、地元の人でないか、情報をきちんと
 入手していない可能性があります。
 

 <正しい情報を見ていきましょう。デマに惑わされないように・・>

  放射能汚染は、確かに福島第一原発に近い地域では深刻です。
  除せんしても、子ども達が住める地域になるには、時間と労力とお金が
  かかり、まだまだ、進んでいない地域もあるのは事実です。

  しかし、福島県でも少し離れた地域では1年経て、少しづつ線量も減ってきて
  います。
  でも、相変わらず「怖い、怖い」が、一人歩きして、風評被害になっています。

  私達が、これからすべきことは、正しい知識を入手して、正しい情報を伝える
  事が大事だと思います。

  いたずらに、恐怖だけをあおるような言動、行動は慎むべきと思います。
  
  そうでなければ、福島県に住み続ける皆さんに対し、大変失礼なことになります。
  福島県の人を支援、応援することではなく、傷つけることになります。


 < 恐怖心から、九州へ、カナダへ逃げている人達が心配 >

  線量の高い地域の皆さんが、一時的に避難することは必要なことだと思います。
  しかし、今起きている現象は、

       埼玉県から・・・、東京都から・・・、千葉県から・・・・
       県外へ逃げている家族がいます。

       それも、静岡県へ避難し、その後、九州へ、カナダなど外国へ・・・

  このように、放射能が怖いという理由で、子供を連れて母子で逃げている家庭は
  今後、どうなるのでしょうか。

  夫婦で全く同じ考えで行動を共にしているのであれば良いかもしれませんが
  今の日本で仕事が簡単に見つかるとも思いません。
  
  今後夫婦の中に亀裂が入って、離婚などという結果になったら、余りに悲しいことです。

  いたずらに恐怖心を持つのでなく、もっと、しっかり現実を見つめて、
  放射能汚染の現実を受入れる覚悟も必要だと思います。


 < 恐怖心だけを、あおる人々・・・・・ >

  怖い、怖い・・と、恐怖心だけをあおり、その結果自分たちだけは
  転勤願いを出して、安全な地域に逃げていくとうのも、どうなでしょう。

  みんなで、勉強したり何とかしようと言うのであれば、その地域に
  踏みとどまる覚悟も大事ではないでしょうか。
  
  人それぞれ、家族それぞれの生き方、考え方があります。

  お互いに尊重すべきことだと思います。
  しかし、今の時代はツイッター、フェイスブック、ブログ、メルマガ、インターネットで
  良いことも、悪いこともあっという間に広がります。

  だからこそ、私達は本当の情報はどれなのか・・見る目を養い責任ある言動
  行動をとる事が大事だと思います。

  これは、私自身のことでもあるので、少し、反省を込めて・・・。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成24年12月22日   追加しました  ↓

以上の記事に対し、書き込みを色々といただきました。

この後の動きで、試験焼却するかどうか検討する時に、
広域処理の必要性が全くないことを、三島市議会代表者会議の時も
当局に対しても、根拠となる資料を提示して意見を出しました。

結果的に、三島市は試験焼却をしていません。
この結論は、正しかったと思っています。

放射能汚染については、除染後の汚染土などの最終処分をどうするかなど
まだまだ、問題は解決していません。 
この問題は大きな課題だと思いますので、今後も引き続き見ていきたいと思います。

子供さんを連れて、関東地方から移住されたお母さん達が多かったことには
大変、心配しています。
今ではニュースになってはいませんが、その後、結果的に離婚された夫婦もいる
ようです。 
原発事故は、地震という自然災害がきかっけになり起きたことですが
原発という文明の利器を安心だと過信して選択し、増やしてきた結果起きた事故です。
選挙では、争点になりにくかったのですが、今後も日本のエネルギーをどうするか
安心して暮らせる社会をどうつくるか・・・国民も含めて議論する必要があると思います。

国民への情報開示と、国の責任とを明確にして、今後の安心安全な国づくりを目指す
方向で、施策が行われるように見ていきたいと思います。
  


Posted by 野村りょう子 at 09:30Comments(7)原子力事故

2012年01月27日

伊豆の国市:「放射能汚染と瓦礫問題を考える会」講演会


















以下の事業のご案内がきましたので、途中から(他の会合と重なっていたので)
参加しました。

事業名  放射能汚染と瓦礫問題を考える

日時   平成24年1月26日(木) 18時~ 21時
会場   韮山時代劇場  大ホール

内容   1.トークセッション   「汚染の実態、給食や内部被爆について」
        講師   放射能防御プロジェクト代表  木下黄太 氏
              秋田大学教育文化学部教授  村上東 氏

      2.質疑応答

主催    静岡県を守る・放射能防御プロジェクト

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      

















  二人の講師によりお話があり質疑に入りましたが
  市議等への質問要請がありましたが、途中からの参加でもあり
  特に質問、意見は出しませんでした。

参加しての感想
 若いお母さんたちが多く参加しており、不安を抱えての育児は
 本当に大変なことだと感じています。

 国は、早く不安感を軽減する明確な計画を出すべきだと思いますが
 そのへんが、どうも曖昧なままになっている事は同感しました。

 
 
 特に、福島県に関しては、汚染が高い地域には子供たちを戻すべきではなく
 安心して生活できる移転先の確保と、補償をすべきだと思います。

今回の事業に関しての感想

  1.今回の事業の議題がはっきりしていない

  2.目的が明確でない

  3.講師の二人の議題が違っていて、かみ合わない

    講師のお話も、ガレキのことなのか、
              放射能汚染の話なのか
              静岡県がガレキ受入れ表明した、その事業のことなのか
              震災後の生活の話なのか
              国の政策の話なのか? この地域の政策の話なのか?

いろんな話に飛んで、何を今回の事業では論点にしようとしているのか
わかりませんでした。
途中からの参加なので、なおのことそうだったんかも知れません。

結果的には、放射能は1ミリシーベルトでも怖い・・ということが強調されて
不安がつのっただけのような気がします。

いろんな立場の方が参加していたようですので、今後ともこのような活動には
関心をもっていきたいと思います。 

韮山で行うのであれば、この地域で気をつけるべきこと。。など
もっと、具体的に冷静に議論できたらもっと、良かったと思いました。

  

    


Posted by 野村りょう子 at 10:22Comments(0)原子力事故

2011年11月27日

三島市:田中優さんの講演会に参加しました。




















 三島市議会議員の土屋利絵さんが主宰する
「自然派ママたちの座談会」で、田中優さんの講演会があると
聞いて、参加してきました。
利絵さんとは、同じ会派、フォーラム三島で活動しています。

田中優さんのプロフィールはこちら  ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%84%AA

以前、東部パレットで新エネルギーについての環境フォーラムを
行なった時に、講演をお願いした事がありました。

事業日  平成23年11月25日(金) 19時~21時

事業名   きちんと知っておきたい
       子どもたたちのための未来のエネルギー

講師     田中優氏   未来バンク理事長

場所     三島市大社町  成真寺 本堂
参加費   1000円

講演内容 
   1. 汚染されている食品とされていない食品
    洗って食べる米は、安心
    しいたけ類、タケノコ、きのこは、気をつける。

  
  2.免疫力を高める・・ 抗酸化物質(緑黄色野菜など)

  3.放射能を浴びない生活、呼吸から入るのを防ぐマスク着用

  4.日本の地震の頻度  世界の中で、地震の巣

  5.なぜ、原子力発電所は作り続けたか?
    作れば作るほど、儲かる仕組み
    電力会社の広報事業に膨大な事業費を注ぎ込み
    情報の統制を行なった。全テレビのスポンサー
   
  6.人口が減り始め、電気消費が減った後の
    電力会社の策、 ・・オール電化とエコキュート

  7.日本の電磁波の基準
     オランダ     4ミリ以下
     日本    2000ミリ以下   

     この差は、リニアモーターカーに乗ったときに
     浴びる電磁波。これからは電磁波が問題。

  8.原発から全て自然エネルギーへというのは無理がある。

    現在の生活を極端に変えることなく、知恵を出して
    乗り越えられる

    消費電力 のピークを変える
    事業所の電気は、使えば使うほど高くなる仕組みにすれば
    事業所は、利用する時間帯の工夫を行なう。

  9.これからのエネルギー
    海上に風車、カーボンファイバー、波力発電
    地熱発電、温泉発電、水力発電、ペレットストーブ
    太陽光発電の技術革新    など

知りたい情報満載で、わかりやすく説明していただきました。
関東地方の海に、海上風車をおけば東電と同じ電力が
発電できる・・・というお話は、少し現実的にはどうなのかと
思いましたが・・・。
しかし、不安に思っている市民にとって、原発がなくなっても
代替エネルギーでまかなえる話は、これからの生活に
希望が持てる話だと思いました。
 

  


Posted by 野村りょう子 at 21:31Comments(0)原子力事故