三島市防災講演会に参加しました。
#富士山噴火は迫っているか!? - #巨大地震と火山噴火の関係-
講師 長尾年恭氏
静岡県立大学及び東海大学客員教授
富士山噴火は100%起きるということは、わかっていても、実感がありませんでした。
しかし、長尾先生の講演の話は、説得力のある内容でした。
また、関東大震災で、東京で大火災が発生したのは、家が古いからではなく、
関東平野には地下に巨大ガス田があり、巨大地震が起きると地下から
火が吹き出して、あちこちから火災が発生したという記録もあるようです。
富士山噴火と、南海トラフ巨大地震が連続して起きた場合、
東日本大震災の、１０倍の被害が出るそうです。
富士山噴火の灰は、石英などで出来るガラス様の灰なので
電車、車など交通網が使えなくなり、電気の送電が出来なくなり、
電子機器も使えなくなり・・・と、経済、産業がしばらく使えなくなることで
社会全体が機能不全に陥るとのことでした。
富士山噴火は、山体崩壊の可能性もあります。
富士山噴火、大震災に備えるためには、食料備蓄だけでなく、地震に強い家に
することが、命を守る事になるとのお話でした。
確実に起きる噴火、地震は、確実に10年程度で起きるという話も、
各自が相当な心の準備、覚悟が必要だとおもいました。